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コラム
2020.04.17

食事と免疫

食事と免疫

芦屋店の志田です。

今回は、日本栄養士会とイギリス栄養士会の「新型コロナウィルスに対する一般の方へのアドバイス」の報告を一部抜粋してご紹介します。

・食事療法によって免疫システムを強化できますか?

簡単に言えば、食事を通じて新型コロナウィルスに対する免疫システムを特別に強化することはできません。感染を回避する最良の手段は依然として適切な衛生習慣、感染しない行動をとることだそうです。

ところが、免疫システムが正常に作用するためには多くの栄養素や関連物質が関与しています。

1、摂取エネルギー;痩せても肥満でも感染リスクは高くなる

2栄養素

*たんぱく質、n-3系脂肪酸、食物繊維

ビタミン;A,D,E,B群,C

*ミネラル;鉄、亜鉛、セレン

3、乳酸菌

これらの摂取過不足が免疫システムの低下を招きます。その結果、ウィルスへの抵抗力が低下します。例えば、エネルギー・タンパク質欠乏症(PEM)により免疫機能は低下し、高齢者では、痩せや血清アルブミン値の低下により、インフルエンザワクチン接種後の抗体陽性率は著しく低下し、感染予防率も低下することがわかっています。

また、各種ビタミンは代謝を営む補酵素として働くことから、これらの欠乏は免疫機能を担う細胞の機能低下を招きます。ミネラル欠乏は、胸腺の形成不全や抗体となる免疫グロブリンのレベルを低下させます。

肥満や糖尿病などの過剰栄養も免疫機能の低下を誘発します。

したがって、免疫機能を維持するには、栄養バランスのとれた食事により、免疫システムの正常な機能を維持する各種の栄養関連物質が適正に摂取されること。

つまり、栄養不良を起こさないようにすることが必要。

食事バランスが崩れて免疫機能が低下している人は、食事の改善により免疫機能を回復することができます。

・新型コロナウィルスで栄養不良の改善が重要なのはなぜですか?

低栄養や過剰栄養などの栄養不良が各種の栄養欠乏症や肥満・生活習慣病の誘因になることはよく知られています。新型コロナウィルス予防で必要なことは、ウィルスと戦ってくれる我々の持つ免疫機能を維持しておくことです。このシステムには栄養状態が影響しているため栄養状態の改善が必要である。

 

栄養不良はウィルス感染リスクを高め、感染した場合に回復を送らせてしまう可能性がある。

この食材を積極的に食べましょう。というよりはバランス良く食べて免疫機能を維持しましょうということですね。

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